CH.12010.01.08

妊婦のシートベルト着用効果実験

動画詳細

妊婦ダミーを使い、正面衝突を想定した実験。時速13㎞でのシートベルト有無、時速40㎞でのシートベルトなしでの実験映像。映像提供=獨協医科大学・一杉准教授

【妊婦もシートベルトを!】

妊娠しているお母さんもシートベルトをするべき?その時気をつけるべきことは?
専門医である獨協医科大学・一杉正仁先生にうかがいました。
(JAF Mate 2010年1・2月号「ママさん調査隊」記事もぜひあわせてご覧ください。)


コメント:

妊娠中は腹部や腰部に大きな外力が加わらないようにすることが重要です。自動車乗車中に事故に遭遇すると、腹部や腰部を打撲する危険性があります。したがって、しっかりと体を固定して、ハンドルやダッシュボードとの接触を防ぐべきです。シートベルトを着用することで、事故時に体に加わる外力を軽減できます。また、着用することにより胎児に悪影響が出ることはありません。母児に対するシートベルト着用の有効性は科学的に検証されていますので、母子二人の命を守るためにも正しくシートベルトを着用してください。

 

では、どうしたらいいの?

後部座席での例、運転席での例

「ベルトは、骨のかたい所にかけましょう」

  • お腹のふくらみを避けて、腰ベルトはお腹の下の腰の骨に、肩ベルトはふくらみに添わせながら胸骨・肩の骨に。
  • ベルトがたるんだり、ねじれたりしないように。
  • 無理を感じたら、運転は控えましょう。




 

プロフィール

一杉 正仁(ひとすぎ まさひと)

一杉 正仁 (ひとすぎ まさひと)
医師・医学博士。東京慈恵会医科大学に学び、川崎市立川崎病院勤務・慈恵会医科大学勤務などを経験。現在、獨協医科大学法医学講座(栃木県)准教授。そのほかにも他大学講師や警察嘱託医、幾多の関係委員会や学会の要職を精力的にこなすなど、幅広く活躍中。
専門は、交通外傷分析・インパクトバイオメカニクス・外因死の予防医学・血栓症突然死の病態解析・医工連携教育など。自動車交通事故に関連する医療にも明るく、医学の立場からドライバーや乗員の安全に関して鋭く有益な言及をおこなっている。